注文住宅
2019/05/23
家を建てるには、まず何からするべき?
家を建てようと思ったとき、まず最初にした方が良いことは何でしょうか?
ネットでの情報集めや住宅展示場に行くことなど、まず何から手をつけたらいいか戸惑うのではないでしょうか。
最初にするべきことをはじめ、家を建てる際の具体的な流れがわかると安心ですよね。
今回は、家を建てるにはまず何からしていくのがよいかをお伝えしていきます。
家を建てるときにまずすること
1.暮らしのイメージをしてみること
まずは暮らしをイメージしてみること。
新しい家でどんな生活をしたいのかを考えることが大切です。
もしなかなか浮かんでこないのであれば、住宅雑誌やライフスタイル誌をみてみるのも良いかと思います。
家族で画像を集めたりしてみるのもいいかもしれません。写真があると生活のイメージがしやすいですし、好きな雰囲気というのが一目でわかります。
この「暮らしのイメージ」が、次のライフプランを考えることにもつながります。
2.ライフプランを考える
家を建てる際には、ライフプランを考えてみること、さらにそれに基づいて資金計画を立てることです。生涯にわたる収入と支出は、ライフプランによって大きく変わります。そしてライフプランがある程度定まれば、住まいにかけられる予算もおのずと決まってくるからです。
①子供の誕生や進学
幼稚園から高校または大学までの学習費や、これから出産を予定している場合は、産休・育休中は収入が減少することも考慮する必要があります。
②転職・定年・再就職など働き方の変化
夫婦共に定年まで働くのと、妻がパートタイマーになるのとでは、生涯収入に大きな開きが生まれます。独立・起業を目指す場合は、しばらくは貯蓄で食いつないでいく必要があるため、しっかり計画に落としこみたいところです。
③車の買い換え・海外旅行などの大型出費
大きな支出を予定に組み入れておけば、生活にゆとりが生まれます。家を建てた後のメンテナンス費用も忘れずに計画しましょう。
その他、様々なことが考えられます。
・子供が大きくなると個室を欲しがる
・家の傷んできた箇所の修繕
・将来夫の両親との同居の可能性など
3.資金計画を立てる
住宅購入資金は、貯蓄を充てる頭金(自己資金)と、借入金(ローン)の合計です。 それぞれの考え方を理解することで、無理のない資金計画が立てられます。 また、家具の購入費用、税金、引っ越し代金についても忘れてはいけません。
4.住みたいエリアを考える
予算が決まったら、住みたいエリアを考えましょう。
エリアが決まれば土地価格の相場がわかり、建物にかけられる予算も定まってきます。
エリアを選定するときには以下のことが関わってきます。
①通勤・通学の便(乗り換えの回数など)
②子供の学区(転校させたくない、学区の評判など)
③生活の利便性(近くにスーパーや病院があるか)
④環境(工業/商業エリアとの距離はどうか、治安はどうかなど)
一般的に、都心から遠くなれば土地価格は下がります。小さくても都心に家を建てるか、郊外で広々とした住まいをもつかなど、優先順位に基づいてエリアを決めましょう。
5.家づくりの方向性を優先順位で考える
家づくりで何を優先するかを考えてみましょう。
これだけは譲れないという点などを明確にすることで、家づくりの方向性を決めることができます。
そして方向性が決まると、家づくりをどこに依頼するかのパートナー選びも、見えてくるものです。
①今の住まいの不満点を挙げてみる
収納スペースが少なすぎる、脱衣所が寒い、家事動線がよくないなど、今の住まいで不満に感じていることを書き出してみましょう。
②ライフスタイルを考える
友人を大勢呼んでホームパーティを開きたいなら広々としたリビング、お茶の教室を開きたいなら床の間のある和室を作るなど、どうしても外したくない要素を挙げておきます。
ほかにも、耐震性を最優先に考えたい、アレルギー対策を十全におこないたいなど、家族で希望を出しあって優先順位をつけてみましょう。
家を建てると決めた時はまず家族で話し合いを
家を建てると決めたときは、どんな家にしたいか、これだけは譲れないという点などを家族で話し合いましょう。意見を出し合うことで、方向性がみえてきて家族みんなが快適に住める家づくりに近づいていきます。
さて、予算や家づくりの方向性が決まってきたら次は土地探し、そして家づくりのパートナーを決めていきます。
家づくりのパートナーとして挙げられるのは、主に工務店、ハウスメーカーの2つ。
土地探しや家づくりのパートナー選びについてはこちらをご覧ください。