注文住宅
間取り
2020/06/24
生活動線で暮らしをより豊かに。間取りの考え方
新しい住宅を購入する際に「間取り」をどうするか、というのは大きな悩みですよね。 「間取りなんて考えたことないからわからない!」「生活動線ってどうやって考えたら良くなるの?」 そんな風に悩んでいる方も少ないのではないかと思います。 そこで今回は、生活動線を含めた観点から間取りについてお伝えしていこうと思います。
間取りの考え方
はじめに間取りについて、外部環境からの影響と、方角の面での注意点をご紹介していきます。
間取りの考え方:1.外部環境の影響を考える
間取りを考える際、外部環境からの影響も忘れてはいけません。
①日差しによる影響(朝日を取り込めるか・西日はさえぎれるか)
②洗濯物を干す場所の日当たりは良いか
③外部からの視線は防げるか
④近隣住宅と窓の高さが同じになっていないか
⑤窓の位置(理想は一直線に結べるところにある対面した窓)
外部からの視線や騒音など、極力遮りたいものと、朝日や風など取り入れたいものを意識することが大切です。
間取りの考え方:2.方角に注意して間取りを決めよう
家の間取りを方角からも考えてみましょう。
「鬼門」「裏鬼門」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
これは単なる言い伝えではなく、考えるべき合理的理由があります。
鬼門(北東)の方角は、光を取り込みにくく通気性が悪い方角です。
日差しが差し込みにくいと、湿気が多い部屋になります。
そのため「トイレ」「キッチン」「浴室」は、鬼門(北東)を極力避けたほうが良いのです。
カビが生えやすかったり、通気性の面でも臭いがこもりやすいので望ましくありません。
もし、どうしてもやむ負えないときは、大きめの窓の設置や換気扇を常に回したりといった対策をしましょう。
裏鬼門(南西)の方角は、西日が当たりやすい方角。
「キッチン」「食材の収納スペース」「ゴミ捨て場」などに裏鬼門(南西)を利用すると、食材や生ゴミの腐敗が進みやすいので注意が必要です。