
「夫の両親から同居の話が、、、」「実家で建替えをすることになって、、、」など二世帯住宅が検討される場合、以前は親世帯が中心のケースが一般的でした。
「もともと建替え時期に来ていた」「単世帯で家を建てるのは大変」などが同居の最大のきっかけであることは今も変わりませんが、近頃では子世帯から同居を切り出すケースが増えているのです。
今回は、「いつかは二世帯住宅を」「二世帯住宅って実際どうなんだろう」などと考えている方にぜひ見ていただきたい、二世帯住宅のメリットや上手に同居するための秘訣などを大公開していきます!
二世帯住宅。「一緒に住もう」と切り出すのは子世帯からが半数以上!
最初に少しお伝えしましたが、近頃では子世帯から同居を切り出すケースが増えています。
約10年前では「親世帯が同居を提案」が59%だったのに対して、最近では「子世帯からの提案」が65%以上を占めているんだとか。
今どきの子世帯家族はなぜ、同居を積極的に考えるようになったのでしょうか?
その理由は45歳未満と45歳以上の方で同居を考える動機が分かれているようです。
45歳未満の場合、共働きの増加や女性の社会進出を反映してか、「子育てを親に協力してもらえる」という考えから。45歳以上になると「親が高齢だから」「介護が必要だから」「親の老後が不安」という考えが多いようです。
45歳以上ともなると子育てが一段落して親の加齢が気になり、自身の将来もそろそろ見渡しておきたい年代。しかも社会背景はこの10年で、介護問題や年金問題など複雑な変化を見せています。親世帯も含めた運命共同体としての自覚、ファミリー意識が二世帯同居を決断させるのかもしれませんね。
二世帯住宅とは?
二世帯住宅には3つのカタチがあります。
二世帯住宅のカタチ:1.完全同居型
その名の通り、寝室を除いてほとんどの空間を二世帯で共用します。 家事や育児などの教職もしやすい大家族ならではの良さが得られるスタイルです。
二世帯住宅のカタチ:2.部分共有型
玄関や浴室などの設備の一部を共有しながらも、親世帯・子世帯が生活するゾーンを分けるのが部分共有型です。 家族の気配を感じながら、適度にプライバシーを保てるスタイルです。
二世帯住宅のカタチ:3.完全分離型
完全分離型は、キッチンや玄関・浴室など全ての生活空間を世帯ごとに分離したかたちです。 互いの干渉が少なくプライバシーも守りつつ、いざという時にはすぐに助け合えるスタイルです。
詳しくはこちらをご覧ください♪
二世帯で住むからこそ快適な間取りの住宅に

たくさんあります、二世帯住宅のメリット
二世帯で暮らすことでどんなメリットがあるのでしょうか? 親世帯・子世帯それぞれの視点で見ていきます。
二世帯住宅のメリット:親世帯の目線
<父>可愛い孫と毎日過ごせる。テレビ番組の録画や携帯電話など、便利だけど操作に不安が出る機器類の使い方の習得の応援を頼める。また、代々受け継いだ土地や建物を有効活用できる。
<母>子世帯が近くにいる安心感がある。夫婦での旅行も、子世帯が家の留守を守ってくれるので安心していける。老後の生活にも不安が少ない。
二世帯住宅のメリット:子世帯の目線
<子供>両親だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らすことで遊び相手がたくさん。幼稚園や学校から帰っても、家族が家にいるので寂しい思いもしにくい。
<夫>両親がそばにいる安心感と、一緒に暮らすことでの親孝行ができる。そして何より、土地や建物を共有することで、土地から購入するのに比べて住宅ローンの負担を抑えられる。
<妻>子供の送り迎えや、宅配物の受け取り、急な雨での洗濯物の取り込みなど、仕事をしているとどうしても手が回りにくい部分も協力してもらうことができる。また、子供を家で一人にさせるという機会が少なく安心。生活費や光熱費を節約しやすい。
このようにさまざまなメリットがあるのですが、いざ生活をしてみると「食事の好みが合いにくい」「なにかと気兼ねし遠慮してしまう」と感じる意見も。
では、上手に同居するには?その秘訣をお伝えしていきます♪
二世帯住宅で大切なのは「共有」と「分離」のバランス
親世帯・子世帯の良い関係を作り、それを持続していくためには互いの空間と時間をどう「共有」「分離」していくか、その度合いを考えることが大切です。
二世帯住宅の「共有」と「分離」の例
①玄関・キッチン・お風呂全て共有
生活はほとんど一緒にして、一緒に暮らすからこそ実現できる暮らしの豊かさを実感できます。
②玄関・お風呂を共有
リビングやバルコニーでくつろぐのは一緒。食事の好みは違うのでキッチンは別々にすることでお互いが気楽に料理ができます。
③玄関を共有
生活はほとんど独立して、それぞれの生活ペースで。玄関だけ共有することで、気配がわかって安心できます。
④玄関・キッチン・お風呂すべて分離
玄関をはじめ、全ての暮らしを別々に。お互い独立した生活ですが、近くに住んでいることの安心感を感じることができます。時々どちらかに集まり、一緒に食事をするなどの交流も大切に。
5年、10年、20年後の将来を考えながら、どんなスタイルで過ごすのがお互いが心地よく過ごせるか、話し合いながら決めていきましょう。
二世帯住宅でつくる「家族ルール」
二世帯で暮らす上でおすすめしたいのが、「家族ルール」を作ること。 大小いろんなルールを決めることで、お互いの意見を取り入れることができるのでより快適な生活につながります。 もちろん、年齢とともにそれぞれ心身も生活の仕方もそれぞれ変わりますので、ルールは見直しも大切。数年ごとに二世帯で話し合って、ルールのメンテナンスを。
二世帯住宅で心地よい生活を送るために
二世帯でそれぞれが心地よく生活するためには、事前の話し合いも大切。 世帯間の家事の役割分担、交流の仕方や連絡方法などもあらかじめ話し合って意見を出しあいましょう。 事前に決めておくことで、一方的に家事や光熱費の負担が増えたりするなどのトラブルも避けることができます。 一度話し合って終わりではなく、ときどき楽しく交流しながらその都度意見を出し合うことも大切です。
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