注文住宅
費用・お金
2019/06/03
ローコスト住宅のメリット・デメリット
最近注目が集まっている「ローコスト住宅」。
その名の通り、「コストを抑えて建てられる住宅」のことです。
今回は、このローコスト住宅についてのおはなし。
「家を安く建てられるのは嬉しいけど、本当に大丈夫?」「なぜ安いの?」と感じている方もきっといるのではないでしょうか。
そこで、ローコスト住宅とはどういうものか、そしてメリット・デメリットについてお伝えします。
ローコスト住宅とは?
ローコスト住宅とは、比較的安い価格で販売されている住宅のことをいい、ハウスメーカーが建てることが多いのが特徴といえます。
一体どれくらい安いのかというと、住宅を建設する場所にもよりますが、一般的な住宅の坪単価相場は80〜90万円ほど。
しかし、ローコスト住宅は、なんと坪単価30万円〜60万円が価格相場となっています。
なぜ、このような格安相場で住宅を販売できるのでしょうか??
ローコスト住宅の秘密は?
ローコスト住宅の秘密は3つの要素にあります。
その3つの要素とは「材料費」「人件費・広告宣伝費」「諸経費」といった、いわゆる建築費用のことを指します。
これらを抑えることで、坪単価を格安にすることが可能なのです。
3つめの「諸経費」は、比較的シンプルな間取りにして、部屋数を少なくなるなどをしてコスト削減効果を狙っています。
ローコスト住宅のメリット・デメリット
まずは、デメリットからみていきます。
ローコスト住宅のデメリット
①ユニット(キッチン、バス、トイレ)のグレードが低い
②断熱性・耐火性・耐久性・耐震性・遮音性などが優れていない
しかし、中には上記二つのデメリット要素が優れているものもあります。
たとえば、リビングや寝室に床暖房があったり、IHクッキングヒーターなどオール電化に対応していたり、、、などが挙げられます。
これらのようなようそがあれば、それはそれデメリットの一つとも言えますね。
そしてローコスト住宅のメリットなのですが、格安で住宅が建てられる、というのも大きなメリットです。
ですが、もう一つ注目したいのが「建て替えのしやすさ」。
ローコスト住宅は、比較的安く家を建てることを念頭とした住宅であり、そのため、設備などのグレードが低いとお伝えしました。
つまり、「子供が大きくなるまではこの家でいいかな」など、ライフスタイルに合わせて住まいを変えていくといったスタンスを取るのであれば、ローコスト住宅は非常に優れていると言えそうです。
ローコスト住宅のまとめ
ローコスト住宅は、「今はお財布には余裕がないけれど、子育てのためにも戸建住宅には住みたい!」などという方にはおすすめのスタイルといえます。
ただ、ある程度設備などが規格化されているので「家にはとことんこだわりたい!」という方には、どちらかというと不向きと言えそうです。
今後のライフスタイルなど、ご家族と相談して検討してみてくださいね。