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家の構造

注文住宅

2019/05/30

家の構造は大きく分けて3つ。特徴やメリットは?

家の構造や工法と聞くと、専門的で難しそうなイメージがあるかと思います。 基礎知識だけでもあると、理想とする間取りやデザインが実現しやすかったり、予算にあったものを選べたり、その工法が得意な依頼先を絞り込みやすくなるといったメリットがあります。
今回は、家づくりの構造(工法)、それぞれの特徴やメリットをご紹介していきます。

家の構造_2

家づくりの主な構造(工法)は3つ

住宅構造の種類は、「木造」「鉄構造」「鉄筋コンクリート」と大きく分けて3つあります。それぞれの工法にメリット・デメリットがありますが、日本の戸建て住宅の約70%は木質系で建築されています。その中でも、昔からの木造軸組工法(在来軸組工法)というものが一般的には普及しており、日本の気候風土に合ったものとされています。 今回は4つの代表的な構造(工法)工法についてご紹介していきます。

木造軸組工法

日本では、古くから柱と梁を組み上げた木造建築が伝統的。 木造軸組工法とは、主に木材を使用し、柱や梁といった軸組(線材)で支える建築工法のため木造軸組工法といわれています。 日本の伝統的な木造建築を発展させたもので、古くからの構造を受け継がれているので、日本の風土に合った構造とも言えます。 そして、現在では日本で最も主流の工法になっています。木造軸組工法のメリットは次のような点です。

①間取りの自由度が高い
柱と梁を組み合わせた構造なので、間取りの自由度が高いです。「リビングの広い間取りにしたい!」といった希望も叶えられる可能性が高いです。
②構造の自由度が高い
構造の自由度も高いので、大きな窓を設置したり、出入り口を大きくしたりすることが可能です。 「大きな窓で太陽の光がしっかり入る家にしたい!」という希望も叶えやすいかと思います。
③リフォームがしやすい
長年家に住んでいると、ライフスタイルに合わせて、リフォームやリノベーションを考える方も多いかと思います。 木造軸組工法は、間取りの変更や増築が比較的しやすいです。 「子供たちが大きくなってきたからそれぞれの個室を作ってあげたい!」といったような、将来のリフォームやリノベーションにも備えられる構造になっています。 家をいうのは、人生の中で多くの時間を過ごす場所ですよね。 将来のことも考えるのであれば、木造軸組工法は非常におすすめの構造です。

2×4(ツーバイフォー)工法

ツーバイフォー工法(2×4工法)とは、木材を用いる建築工法の1つで、日本では特に「木造枠組壁構法」という言われ方もします。もともとアメリカを中心に普及した構法で、2×4とは2インチ×4インチという角材のサイズを指します。その2×4の木材を基準として、2×6、2×8など複数の種類の大きさを組み合わせて家を構成していきます。材料の結合は主に釘と金物を用いて行っていくため、比較的大工さんのような経験や技術を必要としない工法となります。 メリットは次のような点です。

①安定した品質
2×4工法のメリットとしてまず挙げられるのは、安定した高い品質です。
用いられる角材の規格が統一されているだけでなく、釘の大きさや打ち込む間隔まで、様々なことが細かく決められています。また、職人の技術や経験に左右されない工法であることも、品質の安定化へとつながっています。
②優れた耐震性
2×4工法は、主に壁と床という面によって家を支える工法になります。 そのため、地震による揺れが小さく、比較的耐震性に優れた家としやすいと言えます。しかし、それでも地震による被害がゼロになるわけではないので、決して油断はすることなく、家具を固定するなどの地震対策は必ず考慮していきましょう。
③工期の短さ
ツーバイフォー工法は、部材がほぼ規格化されているため、設計図が完成すると部材の作成が行われ現場で組み立てられます。 そのため、大工職人の手作業による部材加工が少ないので建設工事期間が木造軸組工法とくらべ短くなります。

鉄骨軸組工法

鉄骨軸組工法は、木造軸組工法でいう、柱(縦の構造材)や梁(横の構造材)を鉄骨に置きかえた工法で、一般的に軽量鉄骨が使われます。 厚さ3~5mm程度の薄い鋼材を使って柱と梁を組み上げ、木造軸組工法の筋かいにあたる鉄筋のブレース(斜めの構造材をX型に組んだもの)を入れて、横からの力に抵抗します。 このことから「ブレース工法」とも呼ばれます。メリットは次の点です。

①品質のばらつきが少ない
第一に安定して高品質。鉄骨造の一番の特徴と言っても良いかもしれません。 もとが木なので当然なのですが、木材はどうしても水分量や木の上下、部位による品質差があります。 その点、鉄骨(鋼材)は金属なので、品質差がありません。同じサイズ、同じ強度のものを生産できます。
②広い空間をつくりやすい
木造軸組工法でも、開口部を作りやすいですが、鉄骨造でも同じです。 筋交い(ブレース)のある耐力壁の配置によって、比較的広く窓やドアなどをあけることができます。 天井を高くしやすいのも鉄骨造の特徴。普通の天井高は2400mm。石膏ボードなど他の建材サイズとちょうどいいため基本の高さとなっています。鉄骨造のほとんどは基本の2400mmから2700mm近くまで上げられます。会社によってはさらに高くできたりも。
③シロアリ被害の心配が少ない
シロアリにとっての主食のようなものが木材などの植物なのですが、とにかく何でも食べ、食べないものも通り道のために壊したりするのです。どんな家でもシロアリと完全に引き離せるわけではありませんが、鉄(鋼材)ほどの硬い金属は破壊される心配はほぼないと言って良いかと思います。

鉄筋コンクリート工法(RC造)

鉄筋コンクリート工法は、RC造住宅に代表される建設工法です。 RCとはReinforced Concreteの略で、「補強されたコンクリート(鉄筋で補強されたコンクリート)」という意味です。 工事は、網目状に組まれた鉄筋の周りを型枠となる板材で囲み、そこにコンクリートを流し込んで壁や柱、床を作っていきます。メリットは次のような点です。

①耐震性能や遮音性
鉄筋コンクリート造は鉄筋もコンクリートも人の手でつくられる工業製品ですので、品質が安定しています。そのため、耐震性能を確保する段階で安心できる、という人も多くいらっしゃいます。またコンクリートは非常に燃えにくく、また音を通しにくいため遮音性も期待できます。しかし水には注意しなくてはなりません。
②デザイン性が高い
これは「コンクリート打ちっ放しがオシャレ!」という主観的なものではありません。鉄骨や木造の住宅では曲線や円状のラインを施すことが困難ですがコンクリートならば可能なのです。
③頑丈な躯体
鉄筋コンクリート工法は法定耐用年数という建築の法律で決まっている年数が47年と木造や鉄骨造よりも長く設定されています。それは構造自体が強く長くもつことを前提とされているからです。一方でその構造の強度を確保する為に、施工期間も木造よりは一般的に長くかかると言えるでしょう。

家の構造(工法)のまとめ

今回は4つの代表的な構造についてご紹介しました。 それぞれの構造(工法)に特徴やメリットがあります。 理想の家により近づけるよう、少しでも役立てていただければと思います。

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